お墓の将来や葬儀のこと

今年、身内の不幸があって考えてしまったことは、お葬式の意味とお墓の将来についてです。
葬儀屋の事務を一年半やっていた間に不幸もあり、ますますいろいろと考えたのでした・・・

結論としては、シンプルでいいということでした。

どういうことかといいますと、葬式や墓石にお金を使う意味がないというのが、私個人の考えです。葬儀屋で仕事して身内を見送って思ったのは、葬式も墓石も人間の見栄だと思っています。
いくら立派な墓石をご先祖様が作ってくださっても、申し訳ないのですが結局はただの石です。そしてその下に保管してあるのはただの骨です。
代々長く続くお家柄なら別ですが、多くは2~3、4代で終わってしまうお墓が多いのではないのでしょうか。それならば、「納骨墓」や「永代供養墓」「合祀墓」にするという選択が合理的なような気がします。見ず知らずの人とお墓が一緒はイヤだと思う方も多いかと思いますし、私も以前はその考え方が強かったかもしれません。ですが、骨になってしまったらただの骨なんです。骨を見ただけで誰の骨かなんてわかりません。
ならば、合同でもいいのではないかと思うようになりました。

参考サイト:【のうこつぼ・納骨墓】

 お墓参りは大切だと思います。ですが、そこで手を合わせる先は、自分の家族の石だけでなくてもいいのではないかなとも思うようになりました。

先にお墓の話になりましたが、お墓の前には葬儀があります。

病院で亡くなると、病院に張り付いている葬儀屋がご遺体を霊安室に運び、遺族に葬儀の交渉をしてきます。もし、自宅で亡くなった場合は、警察が入ります。
そこで、最後に警察官が葬儀屋を勧めてきたりします。
どちらにしても、急なことで何がなんだかわからないので、その場に流されてしまうケースが多いようですが、結局は病院、警察、葬儀屋がお金でつながっているのです。

仕方ないことだと思いますが、なんかそういうの、シャクニさわりませんか?

身内のケースは、昔に加入していた互助会で積み立ててあったお金があったので、そこにお願いして葬儀費用はかなり助かったようです。
人は死ぬのもお金がかかるものだと痛感しました。

ですので、急なことでワサワサしないように、もしものことも考えておく必要があります。これは必ず誰もが経験することですから、考えたくなくても考えておく必要のある将来です。【ごじょクル】は、月々1500円から積み立てができる互助会です。

互助会といってもいろいろありますので、ニーズにあう互助会を見つけて利用するのは便利だと思います。